母が体調を崩し、お店を手伝い出して3年半くらい経ちます。
最近思うことを書きます。
火曜日と土曜日のしかも10時から→15時(ご連絡あれば延長することもできます)しか営業していないような薬店ですが、病院でもなくドラッグストアでもない、相談がしたいと来てくださる方が居られるのは嬉しいばかりです。
その中でも悩める質問は「癌が治る薬はありますか?」という相談です。
私どもは「うーん、治るというのではなくて、少しでも今より良い状態を目指すというご相談でしたら」とお伝えすると「そうですか…また考えます」と仰って、その後来られる方は少ないです。
その中でも、癌を克服すると言うことでなくても良くなられてる方を見ていて思うことがありました。
癌だから不治の病というわけでなく、癌が消えたからもう大丈夫ということでもないということです。
確かに癌の告知はショックです。色んな病気の成れの果てとも言えると思います。原因は何だろう…でもそれも分かりません。無理がたたったのだろうか、検査を受けておけば良かったのか…。
ですが、他の見方からすれば成人病と言われる心臓疾患や脳疾患、糖尿病、高血圧なども完治というのはなかなか難しい病気たちです。
何を言いたいかというと、どんな状況であって今より改善を目指すこともできるし、絶対大丈夫ということもないということです。
もちろん悲観はさせるとおもいます。
ですがやり残したことはやりたいなぁとか、ちょっとでも快適に過ごしたいなぁと思って養生されることはできると思います。
そういうことのご相談に乗れたらなぁとは思います。
今までうちの薬店に来られてる方で、癌になったけどその後元気にされてる方、主治医に透析直前と言われ続けてなん年も経っておられる方、お歳なのに自転車で転けても骨折もされない方、またそれらの逆の方々も。
病気をどう捉えるか、どう付き合うか。
寿命は人それぞれわかりません。人間である以上不老長寿は難しい。
でも、人生に意味を持たせるもの否かも自分次第なのかなぁとも思います。
病院の治療も大事だと思います。医師は私たちとは違う視点から専門的に見てくださいます。それで改善すれば健康保険も使えて言うことなしです。
でもご本人の努力も少なからずあるとは思います。運動や精神面や食事。
うちのような相談薬店は食事と薬の間という位置付けでも良いかもしれませんね。
漢方薬やエビデンス(証拠や臨床データー)のある健康食品などは取り扱っているので今より快適に過ごすお手伝いはできるかなぁと思います。
何が良かったか、それは分かりません。気になるならやってみるのも手です。
どんな病気でも以前より改善してる方、病気が進行していない方がいらっしゃいます。
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